正月休みも終わっていよいよ仕事始めですが、まだまだ気分は正月の方も多いと思います。正月と言えばおせち料理ですが、どうも最近はそうではないようです。教えて!ウォッチャーに「正月におせちを食べなくなった」という記事がありました。

記事の中で、食べなくなったのは美味しくないから、食べたとしても縁起物だから仕方なく、という寂しいコメントが紹介されていました。母親が亡くなった後は受け継ぐ人が居なくなったからというシリアスな理由もありました。いずれにせよ時代とともに正月におせち料理を食べる必要性が少なくなりつつあると言えます。

それはそもそもおせち料理とは何だったかを考えると分かります。
かつて正月は食料品店を含む商店は休業しました。その間の食糧は当然買いだめしておく必要がありましたが、生鮮食料品のまま溜めこめる量は限られていますので、保存のきく方法で調理することになります。

すなわちおせち料理とは「保存食」だったのです。ですから調理方法はしょうゆ等で味濃く煮込むようなものが中心になります。マンガ「ちびまるこちゃん」ではおせちは茶色系が多いので子どもには嬉しくなかったと紹介されていることは、このことを表しています。

一方で現代では年中無休の店舗はむしろ少数になり、特に東京では元日から初売りするのがもはや珍しく無くなりました。昔ながらの個人商店は慣習通りに正月休みをとっている所もありますが、大資本のチェーン店は正月でも家賃や月給はいつも通り払わなければならないので営業しないと損という理屈で、当たり前のように店を開けています。

もはや年末に正月に備えて保存食を確保する必要性は無くなっているわけです。おせち料理を食べなくなった本当の理由はそこにあるのではないでしょうか。その一方で縁起物としてデパートなどでは華やかなおせち料理が売られています。保存食とは別の役割として今後は賞味されていくのかもしれません。

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