正月早々硬いお話になりますが、これは読んでおこうという記事を紹介致します。

【虚業が人気就職先の上位を占める国 こつこつ創るよりぶち壊す方が面白く、儲かる社会】
http://markethack.net/archives/51794267.html 

米国のビジネススクールの学生がどのような会社に就職したいかというアンケートを分析した記事です。上位20社が紹介されています。トップはグーグルでアップル、アマゾン、フェイスブックなど日本でもおなじみのITサービス企業が複数ランクインしています。それ以外にはいわゆる金融系、証券会社、コンサルティングファームが目立ちます。

ひっくるめて言うと殆どが「実態のないもの」を扱う仕事です。元記事では虚業という言葉を使っていますが、虚業の対語は実業です。即ち実態のあるものを扱う仕事であり、実業系の会社は殆どランクインしていません。

これはアメリカの記事でしょ?という方もいらっしゃるかと思いますが、日本も同じような道を辿っているのではないでしょうか。日本でもグーグルやアマゾンなどは良く利用されていますが、それらのサービスを利用するための電子機器を創っている人達はどういう身分でどれくらい給料をもらっているか考えたことがありますでしょうか。

製造業派遣の人達はいつ切られるかという不安の中で働いています。そして派遣切りの末に東南アジアに移転した工場では、日給800円(時給ではありません)程度で現地の人が仕事をしています。

私が警備会社の仕事をした時に、インターネットの光ケーブルを工事する現場に携わった時のお話です。マンホールを開けなければならず、工事は自ずと夜間になります。最低気温がマイナス3度の深夜に日当1万円あるかないかの作業員が黙々と工事をしています。そして工事が完了した光ケーブルを通じて、投資銀行のトレーダーは信用取引の発注を行い、何千万円もの年俸を稼ぎだします。

そして3,000万円の外車を買って走っている道路は、年収300万円あるかどうかの作業員が工事した道路だったという構図を目の当たりにしました。すなわち社会に必要不可欠なものをコツコツ作るという、重要な仕事をしている人達が軽視されているということです。

もちろんこのアンバランスを今すぐどうこうするということは、現実的には困難な課題も沢山あるかと思いますが、社会はコツコツ作る仕事で支えられていることをどか忘れないで頂きたいと思います。

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