休日の人がとても多い渋谷に行くとクタクタに疲れます。スピ系の人は「渋谷は波動の悪いものが集まりやすい」と言います。確かに私も否定しませんし、地面が見えないほどの人ごみになるハチ公前スクランブル交差点には極力近づきたくないと思っています。

だけど休日の渋谷に行くと疲れる理由には科学的な根拠がありました。それは人間の五感を通した情報収集の仕組みにありました。人間は周囲からの情報収集の90パーセントを視覚によって行っているとされています(目の不自由な人の場合はどうなっているのか興味ありますね)。

視覚で獲得した情報は脳で処理されます。もし見慣れないものだったら記憶にとどめようとしたり何だろうと考えたりします。脳が「刺激」されます。もし見慣れないものが短時間に大量に入ってきたら脳が絶えず刺激されることになります。考えただけでも疲れますね。

渋 谷と言いますと、地面が見えないくらい沢山の人が居て、袖看板が洪水のように溢れ、巨大テレビ画面はギラギラした動画をこれでもかと放映し、売らんかなの 店舗が要塞のようにそびえたちます。津波のように押し寄せる普段見慣れない視覚情報を脳は休みなく処理しなければなりません。疲れるのは当たり前です。

こ の話は渋谷以外の繁華街、例えば歌舞伎町とか池袋とかでも言えることです。そして同じ理屈で田舎や自然の中に行くとリラックスできることも説明出来ます。 クタクタに疲れるのは科学的に証明されています。安易にスピリチュアルな話で済ませようとせず、なぜだろうか?論理的な説明はできないだろうか?という視 点を持つことも地に足のついたスピリチュアルを具現する上で大事なことです。

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