マスメディアが不況という印象を強くするようなニュースばかり厳選して不景気不景気と連呼するせいか、いろんなところに影響が出ているようです。先日スポーツクラブに行った時、なんだか退会手続きをしている人が沢山居ました。

これは私が入会したスポーツクラブの特定の支店でのお話ですから、スポーツクラブ業界全体がそうであるとは言えないのですが、やはりマスコミが煽る不景気感に背中を押された人が増えたことは容易に想像出来ます。

退会する人が増えている影響で、エアロビクス・プログラムもプールも以前より空いているような感じで利用しやすく・・・なんてことは全くありませんでした。利用者の多さは変わらず健在でした。

ああ、なるほど。熱心に通うコアな人たちは退会していないわけです。退会したのは何となく入会してあまり利用していないか、幽霊会員状態になってしまったような層の人たちなのでしょう。

もちろん熱心な会員さんにも一方的に給料を下げられて、節約を強いられている人たちは少なくないと思います。ただ節約のために、飲み会に行くのを辞めようと思っても、スポーツクラブに行くのを辞めようとは思わなかった、ということなのでしょう。

そして、「何となく」「惰性で」「冷やかしで」やっている人たちがフィルターにかかるように去り、「熱心な」「コアな」「やる気のある」人たちが残るような何者かによって作られたかのようにすら思います。このことは、スポーツクラブに限らず色々なところで見られるかもしれません。考え方を変えてみると、この御時勢はより熱心で意識の高い人たちに出会うチャンスが増えているのではないかと思います。

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