洋食やエスニックなど外国の文化の料理だと思って食べているものの中には、実は日本起源であることを知らずに食べているものもあります。そんな記事がGooランキングにありました。
確かにカツカレーあたりはインド料理店には無いから日本生まれなんだろうなとは思っていましたし、ハヤシライスは日本人が考案したというお話を以前聞いたことがあったので知っておりました。
さて、「石焼ビビンバ」、私は本場韓国の代表的な料理だとずっと思っていたのですが、実は日本起源らしいのです。「えっ」と思いましたが。では東京新大久保のコリアンタウンで食べたあの石焼ビビンバは何だったのだろうかと・・・。とはいえ、日本から逆輸入された料理もあるとのことですし、韓国人が経営するお店だったので美味しくいただくのが良いですね。
【追記】2008年12月15日
石焼ビビンバの起源を調べてみましたら、日本にある韓国料理屋で考案されたのだそうです。引用元記事
日本の大阪府所在の韓国料理店において、1970年ごろに発案され供された創作料理である。 岩から切り出した専用容器を高温で加熱してから材料を入れて供するもので、熱々のまま食べられることと、おこげの香ばしさが喜ばれて人気となり「石焼ビビンバ」として広く知られるようになった。
なお、ビビンバそのものは韓国生まれの韓国料理です。
その後、韓国にも逆輸入され、 「トルソッ(石釜)ビビンバ」(돌솥 비빔밥)と呼ばれるようになった。現在の韓国においては、無煙ロースターとともに、逆輸入の韓国料理食法として完全に定着している。なお、大衆的な食堂では石の器の代りにアルマイト等の小鍋を用いた「鍋焼きビビンバ」(냄비비빔밥ネンビビビンパ)が石焼きビビンバより廉価で提供されているところもある。
どうやら日本生まれなだけでなく、今や本場韓国でも親しまれるようになっているようです。最近円高ウォン安で韓国旅行する日本人が増えているそうですが、経緯を知らずに「やっぱり本場の石焼ビビンバは美味しい!」なんて言ったら笑われちゃうかもしれませんから、注意したいですね。
【追記ここまで】
そしてランキングには「スパゲティナポリタン」も入っていました。あれ?小生がイタリアのナポリに言った時に確かにトマトソースで味付けしたスパゲティが出てきたんだけれどなあ・・・。解説文を読みますと、日本のスパゲティナポリタンはケチャップで味付けしているのだそうです。イタリアのナポリで食べたのはあくまでもトマトソースであって、ケチャップでは無かったですね。日頃苦手ゆえに率先してスパゲティナポリタンを食べることは無いだけに、こちらも驚きの記事でした。
ついでにランキングしていたオムライスとかドリア、冷静に考えるとこれらはご飯を多量に使うメニューです。パンより米を良く食べる日本人ならではの発想なのかもしれないですね。
Gooランキングより引用
「実は知らなかった、日本が起源らしい洋食ランキング」
- オムライス
- 冷やし中華
- スパゲティナポリタン
- カツカレー
- ハヤシライス
- 天津飯
- 石焼きビビンバ
- トルコライス
- アイスコーヒー
- 栗をのせたモンブランケーキ
- ドリア
- ジンギスカン
- バイキング
- ショートケーキ(イチゴのショートケーキ)
- エビフライ
- チキン南蛮
- プリンアラモード
- フォーチュン・クッキー
- ミル・クレープ
- カステラ
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