最近占い師志望の方が沢山いらっしゃるそうです。志望する人はこぞって占いの技能を身に着けようと躍起になります。だけどちゃんとした占い師さんは口をそろえて言います。
「占いが出来るからといって、占い師になれるわけではない。」
私もそう思います。これは旅行が好きだから旅行会社に就職できるわけではない、お洒落に興味あるからデザイナーになれるわけではない、というのと同じですね。
すなわち、占い師に求められるのは占いの技能だけではないということです。占い師は接客業でありサービス業です。ですからコミュニケーション能力は必須ですし、普通の会社と同じビジネススキルも求められます。まして独立開業するなら経営や会計のことも勉強しなければならないでしょう。
こういうこと学ぶには現実的な仕事を地道にこなすのが実は近道です。そういう意味では「兼業セラピスト」って理にかなっているんですよね。現実世界の地面に足をつける、つまりグラウンディングが重要ということにもつながります。
占いハウスでの採用試験も、普通の会社で10年接客やっていたといったキャリアが意外と評価されるらしいです。占いが好きとか、占い師に憧れている、というだけでは占い師になれないのです。もし占い師とかセラピストとかになりたいという方がいらっしゃいましたら、まずは今している仕事を大事にすることをお勧めします。
冷静な判断力・読解力も必要ですし。
他人の事なら客観的に見れると思いますが、自分の事はそうではないですしね。
占いは、趣味程度で留めておくのが良いのでは?と思います。
人にアドバイスした場合、上手く行けば良いですが、逆の場合が恐いかな・・。