2008年3月8日(土)はタロット基礎ワークショップを開催しました。名前の通り初級者が基礎的なことに取り組めるようにという狙いで企画しました。初めての試みでニーズを探る目的もありました。いつもより人数が少なめでしたが、初めての方も含めて、上達への意識が高い方に集まっていただけたのかなと感じました。その内容はいかに・・・・?
前半は、まずタロットカードそのものに触って親しむために、7ならべのルールでデッキを全部並べてみました。初めてで大アルカナと小アルカナの区別もつか ない方もいらっしゃいましたが、あえて苦労して挑戦することこそ、そこに達成感があり、確かな上達に繋がると考えております。



続いてみんなで輪になって座ってもらい、カードの絵が語ることを感じ取って喋り続けるワークをしました。ルールは簡単。とにかく「やめ!」と主催者が言う まで休まず喋り続けることです。頭で考えたことや既に知っていることに囚われず、絵から感じたことをそのまま伝えるってことに気付いてもらう狙いがありま した。案の定、喋ることが無くなって黙っちゃう方がいらっしゃいましたが、「まだやめろとは言ってない」と続行してもらいました。ううむ、体育会系チック (笑)。とはいえ、本当に成長したければ、良い意味での体育会系のノリも人間には必要なんじゃないかなと思います。もちろん精神論を履き違えた暴論や指導 と称するイジメには反対です。

ここで前半を終えて、休憩時間に。夜の時間帯開催なので軽食付。今回のオードブルはパリジャンサンドと呼ばれる、フランスパンの切れ目にチーズやハム等の具をはさんだものです。パリ ジャンというだけにパリの人達が好んで食べるのかな。カマンベールチーズも入っていたので、きっとそうだと思います。やはり食べ物があると参加者同士の交 流が活発になるし、横のつながりもつくられやすいです。



そして後半。事実と妄想を区別するとか、本質は何かに注目するとか、マヤカシに騙されないとか、リーディングにおいて大切なことをタロットカード以外の日 常的な例を挙げて説明しました。熱が入りすぎたのか、「そろそろリーディングしましょう」ってとうとう言われました。伝えるべき大切なことを伝えていく一 方、参加者がやりたがっていることを尊重していく必要もあり、進行や企画のあり方に、まだまだ勉強が必要であると感じました。

その後は絵をみて自由に物語を創るワークを行いました。鑑定で正確な意味を伝えなければいけない、ということから解放されたせいでしょうか、実に創造力豊 かで思いがけず楽しい物語が次々作られました。小グループで数回やったのち、最後は参加者全員で一つの物語をリレー形式でつくりました。自分の前にでた絵 の関係やつながりを考慮して物語を創っていくことの奥の深さに気付かれた方もいらっしゃいました。実はこれって、通常のリーディングで大切なことなんです よね。一見遊び感覚のワークに見えるけれど、そこには本質に気付くチャンスが沢山詰まっているのです。言われなくても気付いちゃう参加者さんがばかりで、 本当に嬉しく思います。



そして部屋を閉めて退出。有志でアフター(お茶会)をしました。御参加いただきまして、本当にありがとうございました。

お客様の声・参加者の感想

タロットカードに対しての考え方が全く変わりました。感じることが大事ですね。(20代女性)

色々なカードを良く見る機会があって良かったです。自由に発想するとか、人によってメッセージの受け取り方が違うんだあと、面白かったです。(30代女性)

すごく良かったです!。アレクサンドロ原田さんに沢山教えて欲しいです。7並べからまずやっていかないとなーと思いました。(30代女性)

1枚だけのリーディングよりも、ストーリを作りながらのリーディングはとても面白くてためになりました。カードによってもストーリーが変わっていくのも面白かったです。(30代女性)

人の話を聞くことと他の人のイメージのギャップの面白さを感じました。特にストーリー作りはリーディングの参考になりました。(40代女性)

絵で見て感じるという新しい見方を改めて感じました。(30代男性)

一人で物語を作るより、他の人の物語を引き継いで作っていくのは、カードの意味に囚われず感じたままを好きに言って良いことで、感受性豊かになっていく気がします。面白かった、またやって欲しいですね。(40代女性)

インディゴエイジ タロットセラピー・アレクサンドロ原田公式サイト