上手い話は無い、怪しいと思ったら逃げろ、手続きする前に良く確かめて、いろいろな言われているにも関わらず、騙される人は依然として減りません。なんでだか考えてみました。それは、『自分が詐欺師であると名乗る詐欺師は居ない』からではないでしょうか?
考えてみると当たり前ですね。騙そうとする人は、ウソやインチキをあたかも本当のことであるかのように思わせなければ「仕事」になりませんから。怪しいと思ったら逃げろといわれても、プロの詐欺師は怪しいと思われないように行動します。

気がついたら騙されていた、もっと酷いと騙されていることにすら気づかないことでしょう。貴方を騙そうとする存在は何も詐欺師という人物だけではないです。例えば新聞や雑誌に書いてある文章。幸運のホニャララって昔からありますね。身につけたらお金持ちになるなんて書いてあるけれど、それが本当なら日本は今頃一億総富裕層です。スピリチュアル界では、新時代のホニャララ波動ワーク伝授だかと称して、大卒初任給並みのセミナー受講費を徴収してまやかしが行われるなんて話はあちこちにあります。かくある私も昔の話ですが、友人にマルチまがい商法に誘われて、良い勉強をさせてもらったことがあります。

自己紹介しない詐欺師に騙されないためにはどうしたらいいでしょうか?せめて防御はしたいですね。私が思うに「自分のことは自分で決める」ことが大事なのではないでしょうか?

騙された時って、いわゆる依存状態、あるいは自分に自信がなくなっているような状態になっている時が多いのではないでしょうか?これさえやれば自分の状態は良くなるだろう?と外部のものに頼っちゃっている状態です。あるいは自分で「こうだ」と決めたことに自信を持てなくて、つい他人に「ああだ」と決めてもらって従っちゃう方がラクだと考えちゃう状態です。こういう状態は、他人を騙したい人の好物です。依存ビジネスは即金で儲かるなんて言う人すら居るそうです。

自分が何をするかって、自分自身のことなんだから、自分で自信を持って決められるようになりたいですね。それが出来る人というのは、欲しくないものはきっぱり断る人だから、詐欺師に嫌われます。勿論嫌われるに越したことないです。


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