相談するという行為は日常的にあります。何かを始める時、上手く行かない時、分からない時、もっと高めたい時。ここで大切なことがあります。それは誰に相談するかです。相談する相手、適切に選んでいますでしょうか?
先日、尊敬する知人に言われたことの一つに「相談は上手くいっている人にする」があります。言われてみれば当たり前のことですが、これまで実際にその通りに出来ていたかと自問自答したくなりました。

曰く、上手く行っていない人に相談しても、諦めるという結論しか出てこないのだそうです。確かにそうですね。もしも自分が学生で英語の成績が伸び悩んでいるけれど、どうしても英検に受かりたいという時を考えてみます。英語が赤点の友人に相談したとしても、英語は難しいから英検は無理そうという方向に話が展開することは容易に考えられます。さらに、英検に受からなくてもいい理由を探し、挙句の果てに英語を出来る人の悪口を言い合うことでしょう。果たしてこのような展開は、自分が最初に期待していた相談なのでしょうか。

一方、英語の成績が急に上がった友人に相談すれば、単語を覚えるコツとか、参考書の選び方など、英検に合格する希望に繋がる展開になることでしょう。

自分と同じ境遇の人と愚痴を言い合ったり、傷口を舐めあったりしたいのであれば話は別ですが、そうではなく自分を良い方向に持っていくことを目的とした相談をしたいのであれば、その相手は良く選びたいものです。その一つの基準に「上手くいっている人」があると考えます。

※最愛の恋人や家族など、その人に話を聞いてもらうことに意義があるケースでは、これとは別のとらえかたになると考えております。

05.法王関連するタロットカードの意味解釈:法王

然るべき人に相談するというイメージのあるカードです。

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