小学生のころ、豆電球により高い電圧をかければより明るく光ることを知りました。乾電池1本より2本、3本と増やしていくとその分明るくなります。あるとき考えました。1.5Vの乾電池よりも、ACアダプタ等で16Vの電圧をかければもっと明るくなるのではないか?工作少年だった私は導線でちょちょいのちょいと配線して、ラジカセか何かのACアダプタの端子と豆電球のソケットを接続しました。確かに明るくなりました。直視できないくらいまぶしく輝きました。

でも消灯したらフィラメントが切れたようで二度と光りませんでした。エネルギーは強ければいいってもんじゃないんだなって、子供ながらに学びました。

これはヒーリングやセラピー、その他スピリチュアルなことにも言えるのではないでしょうか。お手軽に変容させたいのか、よほど現状に不満があるのか、闇雲に強いエネルギーや波動を求める人が多いように感じます。次々と何かの伝授を受けても飽き足らず、もっと強力なものを求めてスピリチュアルセミナー貧乏に陥っている人も居ます。

何かの縁で協力なエネルギーを受けられたとしても、身体がついていけず、倒れてしまう人も居ると聞きます。強力な波動やエネルギーを扱うには、それに耐えられる身体を作っておく必要があるわけです。

そして、間違ってはいけないのは、波動やエネルギーは強力なものが上といった優劣があるわけではない、ということです。対象それぞれに適したエネルギーがあり、組み合わせを考えるべきなのです。豆電球には1.5Vの乾電池、100wの電球には100Vの商用電源が良いのです。乾電池と商用電源、どちらが偉いなんて話ありませんよね?当然、豆電球と100wの電球、どちらが優れているというのも無いですよね?たとえば、電飾は豆電球だから綺麗なのであって、代わりに100wの電球つかったら、まぶしいだけで興醒めですよね。

これと同じで、それぞれに適切な強さの波動がエネルギーがあるのです。闇雲に強いものを求めるのではなく、今の自分に最適な強さのヒーリングやセラピー、そしてセミナーを、自信を持って選んで欲しいと考えます。

14.節制関連するタロットカードの意味解釈:節制

適切という言葉は妥協とは違います。今の自分に一番必要なもの、というのが真意なのです。





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