先日「スーパーの見切り品の食材を買うのはワーキングプアにつながるのでしょうか?」という質問をうけました。おそらく以前激安を求めることは結果的に自分の給料を激安にするという現実を招くという記事を読まれてのことだと思いますが、フォローしておきます。

結論から言いますと「見切り品の食材を活用するのは良いこと」です。

見切り品とは売れ残って捨てられる運命にある商品を安く売っていることを指します。処分するのにも経費が発生しますから、安く売った方がお店にとってはマシなわけです。そして見切り品のせいで誰かの給料が下がったわけではないのです。

これが世間一般の激安との違いです。いわゆる「利益無き繁忙」です。合理的なコストダウンの方法論も無いまま短絡的な値下げを行った結果、労働者をワーキングプア状態で働かさなければペイできない「激安販売」は枚挙に暇がありません。

すなわち「安い値段」をどうやって実現したか?という視点が重要なのです。合理的な値下げ実現の理由があるのか、誰かをワーキングプアにすることで安さを実現しているのか、ということです。後者のお店の激安を歓迎することは、自分自身もワーキングプアな人々を増やすことに加担することにつながっているわけです。するとそのエネルギーがいつか自分(の収入)に跳ね返ってくるわけです。宇宙の法則の因果応報です。

一方の見切り品の食材は売れることでスーパーは喜びます。消費者は通常より安く食材を手に入れられるわけです。見切り品を賢く活用して、浮いたお金を実現したいことの為に回すのはいかがでしょうか。

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