とうとうタロットセラピーという本が出版されました。それだけ単なる占いという枠を超えたツールとしてタロットが注目されているということです。なんだか小難しい専門書かと、とっつきやすい薄手の本。表紙は親しみやすいピンク色。
それでいて内容は侮れないです。タロットをセラピーに応用することはもとより、秀逸なのは各カードのキーワードや四大元素など避けて通れない大切な基本をコンパクトにまとめていることです。
この部分だけでも価値あります。本当に。特に小アルカナは数字の基本的意味と四大元素の性質を組み合わせて体系を理解しながら自然に入ってくるようになっているのではと思います。
初めてタロットやる人の入門書には不向きですが、有る程度慣れた方にはリファレンスとして重宝するでしょう。特に小アルカナがとっつけなくて困っていた方には助けとなるでしょう。
何しろ薄手なのですぐに読めると思いますし、かばんに入れて持ち歩くのも簡単なのが嬉しい。
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